作家:
坂口恭平
会期:
2019年 5月18日(土)〜6月23日(日) opening party 5/18(土) 3pm〜 予約制 (料理/ ¥1500)
tentacles
自分よりも手の方が
先に何かを見ているのか
指先から
触覚のようなものが突き出てきて
何か作ってる
健康のためにと毎日文に絵に作り続けて
気づくとどんどん道が分かれて
ガラスを吹いたり、編んで織って
神経みたいなケモノ道
今回はいつもの紙の絵に加えて
キャンバスにも描いてみました。
さらにガラス、陶磁器、織物も展示します。
分裂は止まりませんが
それが不思議と心地よい巣みたいな空間になってると
うれしいな
どうぞみなさん味わいに来てください
坂口恭平
坂口恭平 / Kyohei Sakaguchi
1977 熊本生まれ。建築家、作家、芸術家、音楽家
2004 路上生活者の住居を収めた写真集「0円ハウス」(リトルモア)を刊行
2006 バンクーバー州立美術館で初の個展
2011 震災をきっかけに新政府を樹立し「独立国家のつくりかた」を刊行
2012 ワタリウム美術館で個展
2014 小説「幻年時代」で第35回熊日出版文化賞、小説「徘徊タクシー」が第27回三島由紀夫賞候補となる